当ウェブサイト「ダンスサーチ(ダンサチ)」をご覧いただき、誠にありがとうございます。
このサイトを立ち上げるに至った背景と、その運営にかける思いについてご説明させていただきます。
私はかつて、ストリートダンスに対して深い情熱を持っていました。10代の頃からダンスに没頭し、毎日のように練習を重ねていました。仲間と一緒にストリートで練習したり、ダンスイベントに参加したりする日々は、私にとってかけがえのない時間でした。ダンスは単なる趣味を超えて、自分自身を表現する手段であり、心から楽しめるものでした。
しかし、現実的な生活を考えたとき、ダンスだけで生計を立てることの難しさに直面しました。当時は、ダンスの技術をさらに高めてプロのダンサーとして成功する夢を抱いていましたが、プロとしてやっていくためには、非常に高い技術とともに、運や人脈、自己プロデュース能力が必要であることを痛感しました。ダンスのレッスン料だけでは、安定した収入を得るのは難しいと感じ、やがてその夢を追い続けることに不安を覚えるようになり諦めました。
その後、現実的な選択として、私はIT業界に足を踏み入れることを決意したわけです。
ダンスからは離れてしまいましたが、今でもダンスを見ることは大好きです。友人たちのパフォーマンスを応援したり、ダンスイベントに足を運んだりすることで、ダンスへの愛情を持ち続けています。また、ダンスを通じて得た経験や人脈は、現在の仕事にも良い影響を与えていると感じています。私がかつて持っていた夢は、今の私を形成する大切な要素となっているのです。
しかし、ダンス業界で生計を立てることの難しさを身をもって感じてきました。これまで、ダンサーとして一筋で生活を成り立たせようと努力する多くの仲間を見てきましたが、現実にはダンス一本で生計を立てられるのはほんの一握りに過ぎません。多くのダンサーがダンスレッスンの指導や振付の仕事に加え、副業やサイドビジネスをこなして生計を立てています。
ダンスの仕事で生活していくためには、以下のような選択肢が考えられます。
- ダンススタジオを経営する
- ダンスインストラクター
- 有名テーマパークで契約社員として働く
- 有名アーティストの専属バックダンサーや振付師として活動する
- 高度な技術を磨き、知名度を上げて高単価のワークショップを開催する
- ソーシャルメディアやYouTubeでの活動
- ダンスイベントの企画・運営
- ダンスパフォーマー
しかし、これらの道はいずれも非常に高いハードルを伴います。たとえダンスの専門学校を卒業したとしても、多くの卒業生がアルバイトをしながらダンス活動を続けているのが現状です。
そこで、私が考えたのが「ダンスサーチ(ダンサチ)」の運営です。このサイトでは、全国各地のダンススクールの情報や、地域で活躍するダンサーたちを紹介することで、彼らの認知度を少しでも高め、ダンス業界全体の発展に寄与したいと考えています。この取り組みが、少しでもダンサーたちの収入向上や活動の広がりにつながれば幸いです。
現在は関西エリアのダンススクールの紹介を中心に行っていますが、今後は全国のスクール情報も積極的に更新していく予定です。また、個々のダンサーの紹介にも力を入れ、ダンサー達の広報活動の一助となることを目指しています。
これからも「ダンスサーチ(ダンサチ)」を通じて、ダンスコミュニティ全体の活性化に貢献していきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
代表 石神康貴
1990年生まれ
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